研修、フィールドワーク等のご案内


●研修、フィールドワークのタイプ

・ 学生の問題意識を喚起・育成する1〜2泊型研修
大学では座学が必須ですが、同時に、机を離れ、現場(フィールド)に出て新鮮で刺激的な体験をすることによって学生の問題意識を喚起することも必要だと思われます。
都市的な暮らしや文化に慣れ親しんだ若い学生さんたちにとって、山村である栄村の暮らし、文化、自然は大きな驚きと感銘を呼び起こし、これから自分が学ぶべきことを発見する機会を与えるでしょう。
とくに1年生や2年生の学生にとって有意義な機会になるでしょう。

このためのプログラムは少なくとも2泊3日の滞在が望まれます。(東京近郊から来られる場合は1泊2日も可能です)
プログラム内容は、大学や学部の性格に応じて、ご指導を担当される先生とご相談のうえで具体化させていただきます。最近の事例を紹介します。(→「短期研修・視察の事例」)

・ 4泊5日型研修
せっかく栄村まで来る以上、1〜2泊ではなく、もう少しゆったりめに時間をとって研修・フィールドワークをやってみたい。そういう場合には4泊5日程度のプログラムが有効です。
この4泊5日程度のプログラムの場合、農作業体験や、伝統食づくり、藁細工、あるいは民俗学的対象の調査などを実施することが可能となります。
(→「4泊5日型フィールドワークの事例」)

・ テーマ誘導型の1〜2週間滞在型の調査研究プログラム
関心のあるテーマがある程度具体化している学生を対象とするプログラムです。
そういう学生さんを対象として、いくつかのフィールドワーク調査プログラムを提示し、フィールドワーク内容や方法の指導、フィールドワーク対象地の案内などを行ないます。
たとえば、「持続可能な社会」や「循環型社会」といったテーマに関心がある人を対象として、自然と向き合い、自然と共生する農業のあり方を調査する。栄村の棚田とその水路(水利用)や、"かあちゃん"たちの"せっつぇもん畑"での自家用野菜の栽培と味噌などの食品加工といった農の営みは格好の調査テーマとなるでしょう。
また、民俗学に関心のある学生は、栄村の各集落の祭りなどの伝統行事、集落に点在する多くの石仏・石像などを調査してみると、たいへん面白いと思われます。
あるいは、栄村は"自律の村づくり"を進めている村として有名ですが、「田直し」「道直し」事業などの実際を見聞することや、集落自治の実像を探ることは地方自治の研究に有益でしょう。
さらに、福祉関係分野を学ぶ学生には、栄村の下駄ばきヘルパー制度や、生き生きと暮らす高齢者の姿を学ぶことが有益でしょう。
この他にも、「こんなことを調査してみたいのだが」というご相談があれば、対応の可能性についてお答えします。
(→「1〜2週間滞在型プログラムの事例」)

・ 卒業研究などの長期滞在あるいは反復型訪問・滞在
学部生の卒業論文研究、大学院生の修士論文研究・博士論文研究で、すでにテーマが決まっていて、栄村をフィールドとする調査・研究を希望される方もおられるでしょう。
このケースでは1ヶ月ないしそれ以上の長期滞在や、数回にわたる現地調査が必要になります。
このケースでは、「こういう人に会ってみたいが、それに該当する人を紹介してもらえないか」というようなご相談に応じることができます。また、実際に該当する対象者のお宅にご案内することもできます。



●提供できる支援内容

A.研修・調査内容に関して
・ 研修等のプログラムの作成とご案内

「学生の問題意識を喚起・育成する研修1〜2泊型」、「4泊5日型」につきましては、ご希望の分野について、栄村での研修プログラムの作成、栄村でのご案内、移動手段の提供等を行います。
プログラムの作成、現地ご案内には、コーディネート料をいただくことになります。目安としては5人単位で1日当たり1万円程度となります。また、移動に要する実費をご負担願います。

・ 1〜2週間滞在型のプログラム提示等
これは、「テーマ誘導型の1〜2週間滞在型の調査研究プログラム」に対応するものです。
夏期と冬期に、「栄村山里自由大学」(準備会)と合同でサマー・カレッジ、ウィンター・カレッジを開催します。
また、それ以外の期間についても、ご要望に応じて、ご希望のテーマで1〜2週間の現地フィールドワークを計画される場合のプラン作り等をお手伝いします。
費用は、ケースに応じて、ご相談させていただきますが、サマー・カレッジなどの場合は参加料1万円です。

・ 調査地、調査対象等についてのご紹介・ご案内
卒業研究等に対応する支援です。調査研究に必要な村役場関係部署へのヒアリングの紹介・日程調整や、農家・個人の紹介、自然環境等についての情報提供を行います。
メール等でのご相談には無料でお答えします。現地での案内等が必要となる場合は、村内での移動に要する費用などの実費の負担をお願いします。

B.宿泊等について
・ ゼミナール館
村の教育委員会が管理するゼミナール館があります。
研修・調査のために村に滞在する学生さんなどに滞在場所を提供しています。中学校の旧寄宿舎を改装・再利用している施設です。食事は自炊になりますが、外食も可能です。
このゼミナール館のご利用について、教育委員会への申し込みをお手伝いいたします。

・ 振興公社宿泊施設、旅館・民宿の紹介
栄村には村の振興公社が運営する宿泊施設が4ケ所あります。また、旅館・民宿もあります。研修、調査研究滞在の場合、限られた費用で有効に滞在できるよう、公社、旅館・民宿のご利用について紹介させていただきます。


以上についてのお問い合わせは、
メールまたは郵便にてお願いいたします。


メール:mmatsuo@kyoto-seika.ac.jp
郵便:〒389−2702 
長野県下水内郡栄村大字北信3950−5 
栄村ネットワーク 松尾真


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