****新村長に島田茂樹氏―高橋村政継承派が大勝****

4月20日投票の栄村村長選は、
島田茂樹氏(67歳、前副村長)が1319票を獲得、
対立候補・島田伯昭氏(61歳、前村議)に
大差をつけて、勝利した。

確定結果は次のとおり。

島田 茂樹  1,319
島田 伯昭    483
投票率 89.90%

<解説>
高橋彦芳村長が昨年12月議会で引退を表明。本年に入って、
2月に島田茂樹氏が高橋氏の後継候補として立候補を表明した。
一時期は無投票になるかと思われたが、
3月中旬に「反村長・反自立」派の村議だった
島田伯昭氏が立候補を表明したことから、
一転して、20年ぶりの選挙戦となった。

伯昭氏は2004年1月の自立を決めた村議会で
反対投票するなど、「合併推進派」として活動してきたが、
今次選挙では、「当面は自立」として
高橋村政を継承するかのポーズをとったことから、
表面的には争点がわかりづらく、厳しい選挙戦となった。

しかし、20日の投票結果は、
村民のきわめて高い村政意識を示すものとなった。

第1に、村民は"自立"でいき、「合併しない」という選択を明確にした。
それは同時に、高橋村政を継承し、
実践的住民自治の道を歩むということである。

第2に、村長にふさわしい人格を備えている人物は誰かを
じつに鋭く見抜き、判断したということである。

15日告示後の選挙戦を見ても、役場一筋に歩んできた茂樹氏が
あまり演説上手ではないのに対して、
伯昭氏は弁がたち、耳障りのいい言葉を並べた。
しかし、「村政を委ねられる、
ウソを言わない信頼できる候補はどちらか」を、
村民は的確に判断した。

1319票と483票という大差は、
今後の村政運営を考えた場合、大きな意味をもつ。
伯昭氏は某宗教組織の支援を取り付けていたと言われており、
その組織票(200〜300票と言われる)を除けば、
ほとんど村民の支持を集められなかったということである。
村民の意思は明確にされた。

自立の第2ステージへ、島田茂樹村政の下、
栄村の新しい飛躍が始まった。
(なお、高橋村長の任期は5月14日まで。)

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