要 望 書

2010年11月18日
長野県知事
阿部 守一 様
特定非営利活動法人 栄村ネットワーク
   理事長  樋口 利行


県政の発展のために平素からご尽力いただき、敬意を表します。
さて、本年末、県内を流れる千曲川に所在する東京電力・西大滝ダムの水利権が30年間の期限を終了します。
東京電力では、去る10月7日、国土交通省北陸地方整備局に水利権更新の申請を行った旨、聞いておりますが、この件について、千曲川の河川環境の保全と、わが栄村をはじめとする流域地域の地域発展の観点から、県知事におかれましては、以下に記す諸点についてご理解とご協力をいただけますよう、要望いたします。
なお、本件に関する資料を添付いたしますので、是非、ご覧いただけますよう、お願い申し上げます。

                   記
1. 西大滝ダムの水利権については、河川法第36条に基づき、国土交通大臣から長野県知事の意見が求められます。
そこで、長野県知事に国土交通大臣から意見の照会があった時点で、そのことを公表されること、また、私共にもその旨をご通知いただけますよう、お願いいたします。

2. 上記の意見照会があった場合、県知事において、関係流域自治体の首長に意見の照会を行うことが必要だと私共は考えます。知事は関係市町村自治体の首長に意見照会されるか否か、そのお考えをあきらかにされることを要望します。

3. 西大滝ダムでの取水並びに下流域への放流をめぐっては、国土交通省が設置した信濃川中流域水環境改善検討協議会で調査・検討がなされ、それに基づく「提言」が出されています。その「提言」は、西大滝ダム下流域の河川環境の改善について、関係者による検討、取り組みを求めていますが、これまでのところ、東京電力においてはそのような取り組みはなされておりません。そのような状況の中で、東京電力が水利権更新を申請したことはあまりに一方的であり、地元住民を蔑ろにするものと言わざるをえません。
そこで、東京電力の申請に対して「同意」をされないこと、そして私たちの地元住民の意見を知事が聞く機会を設けること、の2点を県知事に要望いたします。

なお、本要望に対する知事のお答えを本年11月30日までに文書にてご回答下さいますよう、お願いいたします。

以上



特定非営利活動法人 栄村ネットワーク事務局

  〒389-2702 長野県下水内郡栄村大字北信3950-5
電話 0269-87-2131(FAX兼用)、080-2029-0236
e-mail:aokura@sakaemura.net

※本要望書のPDFはこちら

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